X100Tで六義園と旧古河庭園
バラが春の見頃ということで六義園と旧古河庭園に行ってきました。JR駒込駅を挟んで1.5km圏内にある両庭園、「園結び」というセット入場券も販売されていた(一般400円。その引換券は絵葉書にもなります)のでそれを購入。
六義園・旧古河庭園「“園結び”入園引換券発売
http://teien.tokyo-park.or.jp/event/071101_riku.html
六義園は文京区にあり、駒込駅は豊島区にあり、旧古河庭園は北区にあるので、わずか1.5kmの徒歩の距離で3区を跨ぐことになります。(どうでもいいことですが・・)
旧古河庭園はバラが満開でした。種類によって、花が落ちているもの、これから咲くものと多少のズレはありますが、5月末までは満開です。入園すると、バラの良い香りが立ち込めています。花びらに顔を近づけるとよりいっそう香りが感じられます。
その名も「アロマテラピー」という品目のバラがありましたが、その香りたるや馥郁という表現がピッタリの甘いものでした。
バラは春と秋の二度、花が咲き、春は一斉に花開いて華やか、秋はひとひら、ひとひらが静かに咲くけれども、香りがより芳醇になると言われています。
この日はテレコンをつけて、思いっきり開放で撮影と決めていました。
王道ですね・・
なお私は純正のネックストラップは付けず、ソニーのリストストラップをつけています。手首に輪を通し、グリップとサムレストで本体を支えるような感じです。パッと撮れるので、オススメですね。
ただ撮影モードすぎるので同行者からは不興を買います(笑)。写真の優先度を下げるときは、ネックストラップか、カバンに入れておくのがいいでしょうね。
X100Tで雨上がり
GWで帰省したら初日の夜に暴風雨に祟られ・・。
障子が破れたり、庭で倒木など大変な目にあいました。そんな状況下でも、雨上がりには素敵なシャッタチャンスがあるかもと思ってしまうのが悲しいサガですね。
ツツジ
古びた土管
大きな木
まだX100Tの機能に慣れていなく、思った通りの撮影ができることはありません。。
今回は、水滴を狙ってマクロモードにし、AF-Sから更に水滴にフォーカスを追い込もうと思ったのですが、EVF内でフォーカスが拡大してくれるトリガーが分からず、ピーキングもよくわからなかったので結局、自力でピント合わせ。
雨上がりは日差しが強かったのでX100TのNDフィルター機能を使ってみたら、過剰に紗が掛かったような絵になり、ボツ。これはこういうものなのかも知れません。
あと、歪曲が変だなーと思っていたら、前回の撮影からテレコンを使うという設定にしたままにしていて、補正がうまく利かない状態に。これは凡ミスですが帰省中、ずっとその設定だったので帰ってきて凹みました。
それと、今回は全てRAWから現像しました。ツツジは、思いっきりトイカメラ風のフィルターを掛けています。(周辺減光効果のみOFF)
X100TにテレコンTCL-X100を装着
X100Tの画角は35mm。スナップには丁度いいものの、少し画面上のテーマを絞り込みたいときに、テレコンが欲しくなるだろうことは自分で分かっていたのでX100Tと同時に購入しました。
TCL-X100を装着すると、倍率約1.4倍の33mm(35mm判換算50mm相当)になります。
公式の紹介ページはこちら
テレコンバージョンレンズ TCL-X100 | 富士フイルム
- FUJINONレンズ設計者による純正
- 富士フィルム コーティング技術 EBCが施されている
- F2.0を維持できる
- TCL-X100用の歪曲・収差等の補正メニューがX100Tに用意されている
- シルバー、ブラックの2色が用意されている
こんな感じです。
フィルター径は67mm。私はそこまで物を持ち歩きたくないのでテレコン用のフィルターまでは用意しませんが。
後玉。
X100Tに付けます。
レンズのフロントリングを外して
ねじ切りで付けます。
装着すると、こんな感じになります。
カメラ側の準備
最適な補正をしてもらうためにカメラ側で今からテレコンを使うぞ、と設定します。
ファインダーはどうなる?
私はX100TではEVFしか使っていません。ので、ああ、50mmの画角だ、と思うだけですが、OVFに切り替えたときには、フードを付けている方にはお馴染みの、ファインダー内右下にテレコンが映り込むあの光景が盛大に展開されます。
私は気が散ってしまうので、EVFのみを使います。EVFであれば、テレコンもフードも気になりません。この辺りは好みだと思います。
いいから作例を見せろよ
いや、テレコン付けてない画像との比較を載せなきゃ意味ねえだろ
→ごもっともですが、用意してません(´・ω・`)
flickrにアップしてみると、レンズ画角はしっかり33mmで反映されてますね。
ということで中々、期待に違わぬレンズでした。ちょっと、かさばりますがね。
X100Tを購入
- fujifilm X100Tを購入
5D2一式、DP2を下取りにしてX100T中古を買った。
— deepravine (@deepravine) 2016年3月30日
自分の感情に訴える写真は解像感<立体感で、勿論自分も所有したい。がフル+フル対応&F値2以下レンズが必要。気軽に持ち運ぶにはα7ii+VMマウントレンズ。
フルのミラーレス周辺が落ち着くまでX100T一本で行きます。あともうレンズで散財できないから、満足できそうなレンズ一体型コンパクトがよかった
— deepravine (@deepravine) 2016年3月30日
俗にいう変態な、何かには抜群に突出してるけど、使うシーンが限定されてしまったり我慢を強いられるものだと結局、複数システム欲しくなってしまうし
ということで中古をマップカメラで購入。マップカメラの下取買い取りサービスは便利ですね。
早速、表参道に用があったのでテスト撮影。表参道はフォトジェニックな街でオッとカメラを向けたくなるポイントが多いです。
X20以来のFUJIFILM機、単焦点換算35mmの画角、ファインダー、露光、フィルムシミュレーションなど、α6000とは何もかも違います(当たり前)。
あと期待したより少し重い。α6000より明らかにズッシリ感じます、が全然、許容範囲ですね。
気に入ったので、あれこれアクセサリーを買い足してます。
早く、ワイコンをつけた撮影してみたいですね。
写ルンですで、さくら2016
写ルンですを使った撮影ブログの雰囲気がとても良かった。
ので、真似して買ってみました。Amazonで、1,000円弱。
驚くほど軽くてコンパクトです。調べたら159gくらい。 スマホくらいですかね。
近所の神田川の桜が満開だったので一枚。
縦位置で、両側から垂れた桜にフォーカスを合わせて
トリミングと、あと円形のチルトシフトをかけています。
フィルムだからなのか、心なしか立体感があるように感じますし、なんとも言えない、味わいがあるようにも。
撮影はそれなりにコツが必要で楽しい
写ルンですは、ズームもできませんし、フォーカスリングもありません(当たり前だ)。ひたすら自分の足で動き、ファインダー(覗き穴)からレンズのフォーカス部分を、写したいものに合わせる必要があります。レンズは周辺が魚眼レンズっぽく歪むのでついつい日の丸構図に。その、必死でアングルや焦点距離を調整する作業が楽しい。
「どう写ったのか?」確認できなくて楽しい
デジカメやスマホと違って、「どう写ったのか?」を液晶モニタで確認することは勿論できません。現像されてくるまでは結果が確認できない、テストの答案用紙を提出するのと同じ感覚です。「今の、どう撮れたんだろうね?」というので連れとワァワァ盛り上がったりします。
昔のフィルムカメラ全盛の時代は、これが当たり前だったんですよね、今更ですが気付かされます。
撮影枚数に限度があるのが楽しい
これもオツですね。39枚って半日くらい、あちこち周りながら撮るのにちょうどいいです。24枚だと、慎重になりすぎるかも。
データ化の工程が楽しい
カメラのキタムラに持って行き、現像だけ(プリントしない)で、データCDを欲しいと伝えると、1,000円くらいでやってくれました。所要時間は1時間くらいなので、喫茶店でお茶してたらすぐですね。
引き取りに行くと、CDと、ネガフィルムを渡してくれます。ネガフィルムなんて触るのは20年ぶりくらいで、懐かしくて嬉しくなります。
撮影済みの写ルンですを送ったら、dropboxやgoogle driveに放り込んでくれるサービスなんか誰かがやってくれたらいいですが、自分がそのサービスをやる立場になったことを想像すると、ちょっとコストがペイしないですね。
まとめると
またムズムズしたら、写ルンですを買って出かけようと思います。