写ルンですで、さくら2016
写ルンですを使った撮影ブログの雰囲気がとても良かった。
ので、真似して買ってみました。Amazonで、1,000円弱。
驚くほど軽くてコンパクトです。調べたら159gくらい。 スマホくらいですかね。
近所の神田川の桜が満開だったので一枚。
縦位置で、両側から垂れた桜にフォーカスを合わせて
トリミングと、あと円形のチルトシフトをかけています。
フィルムだからなのか、心なしか立体感があるように感じますし、なんとも言えない、味わいがあるようにも。
撮影はそれなりにコツが必要で楽しい
写ルンですは、ズームもできませんし、フォーカスリングもありません(当たり前だ)。ひたすら自分の足で動き、ファインダー(覗き穴)からレンズのフォーカス部分を、写したいものに合わせる必要があります。レンズは周辺が魚眼レンズっぽく歪むのでついつい日の丸構図に。その、必死でアングルや焦点距離を調整する作業が楽しい。
「どう写ったのか?」確認できなくて楽しい
デジカメやスマホと違って、「どう写ったのか?」を液晶モニタで確認することは勿論できません。現像されてくるまでは結果が確認できない、テストの答案用紙を提出するのと同じ感覚です。「今の、どう撮れたんだろうね?」というので連れとワァワァ盛り上がったりします。
昔のフィルムカメラ全盛の時代は、これが当たり前だったんですよね、今更ですが気付かされます。
撮影枚数に限度があるのが楽しい
これもオツですね。39枚って半日くらい、あちこち周りながら撮るのにちょうどいいです。24枚だと、慎重になりすぎるかも。
データ化の工程が楽しい
カメラのキタムラに持って行き、現像だけ(プリントしない)で、データCDを欲しいと伝えると、1,000円くらいでやってくれました。所要時間は1時間くらいなので、喫茶店でお茶してたらすぐですね。
引き取りに行くと、CDと、ネガフィルムを渡してくれます。ネガフィルムなんて触るのは20年ぶりくらいで、懐かしくて嬉しくなります。
撮影済みの写ルンですを送ったら、dropboxやgoogle driveに放り込んでくれるサービスなんか誰かがやってくれたらいいですが、自分がそのサービスをやる立場になったことを想像すると、ちょっとコストがペイしないですね。
まとめると
またムズムズしたら、写ルンですを買って出かけようと思います。